​セミナーテーマ

少子化だからこそ伸ばせる

学校写真のカタチ

内容

「少子化」。

イヤになるほど聞き飽きている言葉かもしれない。

一方で、本当に真剣に向き合えてきたのか、

少し疑問に感じる。 写真館にとって、

「少子化」は危機だと叫ばれてきた。 

それで売上が下がるのは「しかたがない」宿命かのように。

年10%ずつ園児数が減少する幼稚園で

年間総売上を維持、 

中学校の修学旅行のスナップ売上を

毎年更新し2倍に、

こども園1校で売上150万円増。

人口減少、少子化のなかでも、

実際に売上を増加できた実例がある。 

これらは「少子化で売上が下がる」のとは逆で、

むしろ「伸びている」事例だった。

この現象は一体なんだろう。
この疑問から自社の学校写真の分析を少しずつ進めてみた。

この6年ほど、意識的にスナップ売上の

向上につながることを試行錯誤。

そんなのなかで見えてきた

「学校スナップ販売を増やす要件」

「そのための撮影方法・考え方」をお話します。

一例にすぎませんが、実際の撮影データも

(作例ではなく実撮影全体を)見ていただく予定です。

ですが、あらかじめ言っておきます。 

「そのための方法論」は実に地味な積み重ねです。 

劇的な処方箋はありません。

が、着実な効果を生むロジックは見つかりました。

「実践」の積み重ねに優るものはありません。

ただ、その実践が「根拠」に

基づいているかどうかで効果は変わると思います。

その「根拠」と実例を同時にお見せするセミナーです。

わたしは、日本の学校写真は

全国の写真館が担ってきたと思っていますし、

今後も各地域の写真館が担っていくべきだと考えています。 

しかしそのためには、

学校写真で安定的な売上を維持する必要があるという

現実があります。

「喜んでもらえる写真を撮り、それでお代をいただく」

という良好な関係であり続けるために、

「学校写真の売上」に

きっちりと向き合ったセミナーにしたいと思います。

 

講師プロフィール

滋賀の写真館エクボスタジオ所属。

大学院で研究生活をすごす傍ら、

京都市で自然薯の兼業農家と移動式の八百屋を運営。

大学の非常勤研究員を経て、

兵庫県篠山市(現・丹波篠山市) にて、

総務省事業「地域おこし協力隊」第1期隊員として

地域資源の発掘と6次産業化の商品開発及び販路開拓を行う。

特産品の黒豆を商品化「コベクロ丹波黒納豆」。

まちづくり支援会社Rufus, LLCの共同起業を経て

2015年にUターンしてカメラマンに。 

エクボスタジオ(野口寫眞舘)次期4代目。