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岡村 まさる

北海道 > 札幌市, 岡村写真工房セピア 

岡村写真工房セピア 岡村 まさる

★店舗情報

  • ・有限会社 岡村写真工房セピア(〒006-0812 北海道札幌市手稲区前田2条11丁目2-13 TEL:011-683-7090月・木・金13:00~21:00 土・日9:00~18:00 毎週火・水曜定休日)岡村写真工房セピア
  • 『Natural & Art - より自然に、よりアートに。』をコンセプトに2001年に創業。店内はあたたかい光が差し込むナチュラルスタジオと、大きなライトに囲まれたライティングスタジオ、さらに真っ白なピュアスタジオの三つのスタジオバリエーションを展開。いつどんな時もお客様とのコミュニケーションを大切にし、より自然でアートな写真を届けられています。写真を通して「今」をかたちに。その時の思い出や記憶がよみがえり、声が聞こえてきそうな写真。そんな写真を未来に贈りたい。何も飾ることはない、ありのままが素敵なこと…そこに感動があります。写真の背景などにその時代を感じさせるものを同時に映すことができるロケーション撮影には力を入れられてます。写真は時間が価値を高めてくれます。時が経てば経つほど、お客さまにとって大切な宝物になるような写真を撮ってあげたい。だからこそ岡村写真工房セピアは、いまを生きる家族のありのままの姿を撮り続ける。そんな岡村氏の「写心創り」やご本人の内面により触れるべくインタビューをさせていただきました。 岡村写真工房セピア

インタビュー ①エピローグ

  • Q:コンセプトをお聞かせください
  • A: お店のコンセプトはナチュラル&アートです。「より自然に、よりアートに」という想いです。例えば、子供の撮影時はおうちの方が撮るような写真をプロの技で仕上げましょうという想いで日々お客さまに接し、広告活動、写真撮影をしています。
  • Q:スタッフはどのような構成になっていますか?
  • A: スタッフは全員で4人です。家族は私を含めて3人です。
  • Q:お店でのお仕事の内容、スタッフの方のお仕事の内容、お店事態の概要についてお聞かせ願えますか?
  • A: 私がメインカメラマンでたっく(息子さん)がサブカメラマンです。スタジオとロケがあるときはたっくがロケ撮影をしてもらっています。スタッフの子にはスタジオやロケのときのサポートと幼稚園のメインカメラマンとしての撮影をしてもらっています。

岡村写真工房セピア

インタビュー ②写真について

  • Q: ご自身と写真の出会いについてお聞かせください。
  • A: 出会いは26年前に妻の実家の写真屋さんでアルバイトしながら就職活動をしていた。たまたま葬儀の仕事があって、その当時は誰もやりたがらなかった。そこで自分が葬儀の写真のみをしていた(20件/月)。それから葬儀の仕事のみで独立できるかな?とおいしい思ってた(当時売上高2,000万円~3,000万円/年)。その後12~13坪ぐらいのDP屋跡地に支店ができたんだけどスタッフの誰もやりたがらなかったから、結局自分一人が行った。葬儀の仕事をしながらスタジオ撮影も1人でしていた。
  • スタジオ撮影をちゃんと勉強をしなきゃ!と思って写真クラブ(区役所がやっている平均年齢80歳代?の会)に行って、いまさら聞けないことをそこでおじいちゃんたちに教えてもらった(笑)。その冬に成人式の撮影があったんだけど75組ぐらい予約があって、あまりの狭さにドアをあけて外に出て撮影したことも。これはいかん!と25歳のときに今のスタジオの土地を1億で購入して現在地に移店した。すでにこの時に独立の意識があったね。
  • Q:始められた当初、スタジオ撮影はどのような感じで行われていましたか?
  • A:フィルム時代だから、中盤カメラを2本置いて、のぞきながらお客さんと見本写真を見比べながらピントあわせをしているフリして違いをチェックしていた(笑)。受付からヘアーメイク、着付け、写真撮影まで全て自分ひとりでやらざるをえなかった。親をスタッフ代わりにすることも。ほとんど1から10まで自分がしていて乗り切っていた。その後独立をし、お店のイメージを変えたくて建て直し5,000万円の借金をして改装した。そこからのスタートだからやるしかないって思ったね。当時スタジオポートレートが主流ななか、ナチュラル系をやり続けた。最初は相手にされなかったがやがて「岡村調」と呼ばれて重宝されるようになり、やり続けることの重要性を感じたね。
  • Q: これから先、写真業界はもちろん、『写真』そのものはどうなっていくと思われますか?
  • A:すごい面白い時代に入って来ていると思う。なぜかと言うと、やり方次第ではすごい幅も広いし、テクニックや機材だけじゃなく、環境が整って来てる中で、それをうまく使って行いながら、色んなジャンルが出て来たよね?従来のスタジオポートレートもあれば、ファッション的なものもあり、データだけの人もいる中で、その中でも自分が大事にしているのは、時代を突き抜けなきゃならないから、流行りに右往左往されない様に自分が思っているものだけをやって行く事を徹底している。良い時代も悪い時代も波はあるんだけど、やり続けることに意味がある。ナチュラル(素の状態)を形にしている。業界がどうなるかは正直わからないけど、自分のブランドを確立してやり続けていける人が残るんじゃないかな。ブランドって、生まれた時からブランドなんだよね。コンセプトがしっかりしてるからブランドとして残っているんだよね。下手に右往左往して行くと潰れテイクと思う。流行りに乗ると、流行りが終わった時に次の流行りに乗って行く力が必要。だからうちは「流行な危険」がコンセプトで、お客さんにも一度見学にきてもらって、納得してから予約を入れてもらう様にしてる。ただただ、噂で来られるのも難しい場合もあるから、長く細く生きる感じで、ドカーンと儲けるっていうより、メシさえ食えれば良いって感じかな。岡村写真工房セピア

インタビュー ③お店について(経営について)

  • Q:お店の名前の由来を教えて頂けますか?
  • A: 当時のスターティングメンバーが5人いて、それぞれに候補を出してもらった中で、「セピア」って出た瞬間に「ハ!」ってなって、それいいね!って決まった。で、由来としては、思い出を作る仕事なんで、セピア色のものって思い出の代名詞になっていたりするだよね。セピア色になっても残る、そんな思い形にするっていうことかな。
  • Q:お店を新しくした時に気をつけた事はありますか?
  • A: 自分の好きな場所にしたいという事で、自分がいて気持ちが良い空間を作りたかったんで、写真写りがどうだとか、そう行く事じゃなくて、心地が良い場所を作りたかったっていう感じが、まず最初のスタート。そこに置くものも、自分たちが好きな物しか置かない。そうすると、自分と趣味が合う人がお客さんときて、波長があう良いお客さんが集まってくるんだよね。これが、自分が普段着ないスーツとか着てチャラチャラしてたら、違和感があると思うし、チャラチャラしたお店が好きなお客さんが入ってきても困るし、波長が合わないよね。自分の波長に合うお客さんが引き寄せられてくるって言うのが最初の考えだった。
  • Q: 撮影や接客でこだわっていることはありますか?
  • A: マニュアル的な接客はしてないし、「こうじゃなきゃダメ」って言うのは無いし、相手に合わせてやってるから、スタッフによって売りたいもの、お客さんによって買いたいものが違うから、自分の言葉で自分の好きなものを提案しようと言う事で、お客さんに合いそうな商品を提案するってくらいの決まりごとかな?あとは、お客さんが初めてでもリピータでも、常にリピータとして対応しようと言うのがうちのやり方。毎回行っているのに、初めての対応されたら「何回も来てるのにー」って気分悪くなるけど、逆に初めて行ったお店でも、「あー!こんにちはー!」ってリピーター対応されてら人は気を悪くしないんだよね。電話でも「あー!どうもどうも!」って言われた瞬間に「覚えててくれたんだ」って言うことを感じるので、うちはみんな「あー!こんにちはー!」「また来てねー!イエ〜イ!」ってやっている。まぁこれが嫌な人は来ないと思うし、自分がそうされた方が嬉しいし、うちのファンのためにやっているんだから。やっぱり、ファンの人には一歩入り込んで来てくれたら嬉しい訳で、そう思い込んで接客しているのがうちにこだわり。
  • Q:家族でうまく経営して行く秘訣はありますか?
  • A:親と子で成長の段階でそれぞれ考えもあるからどうしてもぶつかりやすいと思うんだよね。夫婦も、ぶつかるときはぶつかるけど、うまく躱しているかな?ぶつかる前に躱す。仕事ではぶつかる事はまずなくて、自分の考えで動いてくれているから、それぞれの意見もあるけど、与えられた仕事には口を出さないんで、あまりぶつからないかなー。親を尊重して、否定せずにやって行くとスムーズかなぁ、何十年もやって来てる親を貶したら、否定されたらつ辛いよね。
  • Q: 将来的な夢や目標はありますか?
  • A:時代をずーっと突き抜けて行く、長くやりたいなーと思っているよね。自分がやって来たものをブランドとして長くやって行きたいと思っていて、特別大きくしたいとか、チェーン店にしたいとか昔思ったこともあったけど、自分のキャラクターではなくて、自分は経営者ではなく、現場にいた方が楽しいし、1店舗でやれるものをやる。ただ、今まで車でいうとマイナーチェンジして続けてきたけど、セピアが代替わりした時に、タクヤのブランドになるわけで、自分のブランドをやって行かなきゃならないってなった時に、今度はモデルチェンジして進化していなくてはならないよね。同じブランドでずーっとやって行くよりも、世代が変わった時にモデルチェンジして行くことが必要かな。タクヤに繋ぐ事が「夢」ではあるけど、自分がカメラマンとしての存在を残したいと思うから、自分のブランドの後足を残せれば良いかなと。
  • Q: 事業継承についてどう考えていますか?
  • A:今、悩んでもいる部分。自分が店にいたらタクヤの店にはならないけど、改めてタクヤの新店舗を作るか、今のお客さんもいる状況の現店舗でやっていくか。方向性や考え方は変えなくても、店名を変えても良いし、息子の代に代わったってハッキリした方が良い。お店の名前もそのままで、写真を撮るのが息子に代わっただけだと、同じブランドで若い人に代わっただけとなると、なんとなくマイナスイメージななっちゃう事が多いんだよね。

インタビュー ④ 個人について

  • Q: 写真以外の趣味、ハマっている事はありますか?
  • A:バイク乗るのも昔から好きで、バイクで旅をするのも好き。とにかく、じっとしているのが嫌いで、いろんな人に会うと人との繋がりがすごく面白い。バイクで出かけて人と会う機会も増えて、「バイク」と言う一つのカテゴリーで集まれば盛り上がる。
  • Q: 時間のやりくりはどうしていますか?
  • A:趣味は時間を気にせずできるのに、なぜ仕事はずっとできないのか?って思った時に、仕事とプライベートを分けずに、仕事にストレスを感じない様にしている。昔、こんなに仕事休んだらお客さん減るかなー?って思ったけど、そうでもなく、休む時は休む。
  • Q: 仕事をさらに楽しむポイントは?
  • A:ポイントは、無いです(笑)・・・いや、でもやっぱり、多少儲からないと面白くないよね。自分も会社もそこそこ潤っていないと、楽しいとか、遊んでいられないよね。ある程度、豊かな生活を送る余裕を作るのが大前提だよね。それが大前提。ある程度儲からないといけないかな。お客さんから見ても、豊かな生活をしてるって事に対してイヤな人はいないよね?ファンのカメラマンが貧乏だったらイヤじゃない?貧乏なカメラマンに「写真撮ってください」って行かないよね?ある程度豊かで、仕事も目一杯やっている、そう言う人にお客さんはついてくるんじゃないかな。昔から今にかけて豊かに変わってきたって事を、お客さんとフェイスブックで共有する事で知ってもらって、それもお客さん自身の自慢にもなり、喜んでくれる。何年かぶりに撮影にきてくれるお客さんも、フェイスブックで見てくれているから「先日のツーリングどうでした?」って言う話もできる。

インタビュー ⑤ PGCについて

  • Q: PGC入会の経緯を教えてください。
  • A: 入会前に修行先の原スタジオの社長(当事)の代わりに行ったとき、誰にも話しかけてもらえず全く相手にされなかった。入会前のPGCは嫌いだった。当時は会員も多くとても盛り上がっていて、イメージ的に宗教っぽくて、くそ暑い中へ入りにくい印象で、当時は外側で見ているだけだったね(笑)。のち、現原スタジオ代表の一友さんが全国大会へ行ってものすごい影響を受けて帰って興奮冷めやらず「入ろう、入ろう」と進められ入会した。
  • Q: どんなタイミングからご自身のPGC活動が本格化してきましたか?
  • A: ただバイクで行けるから(笑)が理由で行った仙台の全国大会がきっかけだったね。その時に写真屋さんがかっこいいと思った。かなり影響を受け、今までダサいと思ってたのが、かっこいいと思う人がたくさんいて・・・やばいなぁ!と思った。大会が終わったあと、帰りに移動しながら自分ならこうしようああしようと思えるようになった。帰ってから実行していったら、それからすっかりPGCにどっぷり浸かっていったね。
  • Q: PGCの活動において特に思い出に残ってることはありますか?
  • A: 思い出に残っているのは地元エリア開催の全国大会(夕張と帯広)。大会のためエネルギーを使っている人同士とぶつかりあう場で良かった。一生懸命やればやるほどと俺に対してみんなから出る杭を打たれ…ことごとく打たれまくりとかいろいろあり過ぎたね(笑)。エリアでやったイベントが一番熱いなあと思う。
  • Q: 他写真団体と比べてPGCはどんな団体だと思われますか?
  • A: PGCは「業界のスターを作る会」だね。自分ひとりがやれないことや新しいことを、みんなでやればできると感じるエネルギーがある。他の会は無難に進める印象だけど、「まずやってみようよ」といろんなチャレンジができる会はPGCだね。
  • Q: PGCのここが良くなればもっと良い団体になると思うことはありますか?
  • A: 会員を増やすよりまず現会員の参加を上げていくことだね。研究大会やカンファレンスの参加率を上げるためには、上がらないのは個々のつながりが薄いからと思う。こない人を引っ張れるようにして欲しいね。参加率が上がると団体としてもっと盛り上がれるから。 PGCの財産は「仲間」。PGCが更に盛り上がってもらいたいし、盛り上がったらPGCに入りたいと思うようになるかも。
  • Q: もし、今、PGCが無ければどうですか?
  • A: PGCがなかったらいろいろな基準がわからなかった。それだけでも充分大きな財産を得た。そしてPGCの財産は「仲間」。もしPGCが無ければこの仕事は続いてなかったかも。
  • Q: まだPGCに入会していない全国の写真館、スタジオの皆様へメッセージをお願いします。
  • A: 今の時代は情報がネットで簡単に手に入るし使える情報を得るのもいいけど、必ずしも上手くいくことはないし、先にやっている人の真似事に過ぎない。大事なのは「仲間」ができること。そして「仲間」がライバルになり、やがてライバルがたくさんできると知らない間にお互いで負けたくないと思えるのが人間。そういう相手がたくさんいることによって、自分自身が成長できる。そんなライバルをPGCでたくさんつくって欲しいね。なんでも楽しんだ者勝ち!PGCは楽しいよ!せっかくなら人生楽しもうよ!岡村写真工房セピア
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