ライブハウスで写真をうまく魅せるコツ

2018/8/30
Category:  中・上級者の方に初心者の方に
writer: 静岡 > 静岡市, 吉川 真吾(やまざき写真館

ライブでかっこいい写真を撮影することって、とても憧れますよね。

しかし、ライブ撮影は難しい写真撮影の一つになります。

暗い会場の中、秒間隔で照明が変わり、アーティストは激しい動きをします。

カメラやレンズの性能も求められます。

そんな中でも、かっこよく撮れるコツをお教えします。

 

まずは、カメラの設定をおさらいしてみましょう。

 

カメラは、

1.シャッタースピード(SS): 遅い(明るく撮れるがブレやすくなる)→→→早い(暗くなるが、被写体が止まって写る)

2.絞り(F値): 小さい(明るく撮れ、焦点以外がボケる)→→→大きい(暗くなるが、全体にピントが合うようになる)

3.ISO感度(ISO) : 大きい(明るく撮れるが、ノイズが増える)→→→小さい(暗くなるが、ノイズが減り綺麗に撮れる)

この3つの設定を組み合わせることで、様々な写真を表現することができます。

 

詳しいことは、以前のワンポイントレッスン「ワンステップ上のテクニック、シャッタースピードと絞りの関係」を参照してみてください。

 

この3つの設定を、ライブ仕様に調整してみましょう。

①撮影モードは、M(マニュアル)モードにします

②ISO1600~3200にして、絞りを一番小さい値(開放F値)にしましょう

③SSを1/80~1/250でテスト撮影してみましょう

 

もし写真が暗かったら、

ISOを3200以上にして、SSを1/80~1/250で再テスト撮影してみましょう

(カメラの機種によっては、3200以上のISO感度が対応していないものもあります)

 

背面モニターに映った写真が自分の思い描く明るさになったら、基本設定は完了です。

あとは、変化する照明の中、シャッタースピードを微調整しながら撮影していきましょう。

 

さぁ、いよいよ本番の撮影です。

あとは、ちょっとしたコツを使うだけで、ライブの臨場感が伝わってきますよ!!

①アーティストの後ろや天井にある照明をうまく使おう

照明の光をレンズに入れるだけで、肉眼では見えない、カメラにしか表現できない世界が広がります。

 

②被写体の手前に、オーディエンスや、別の演奏者を入れてみよう

手前に人が入ることで、ライブや会場の雰囲気が入り込んでくる気がしませんか?

アーティストメンバー間でのアイコンタクトの瞬間が撮れたら、素敵ですね。

 

③演奏者の手、指先、足元も要チェック

アーティストの魂が篭っているところです。

このシーンは、ブレてしまっている写真が、逆に勢いに感じたりすることもあるので、

自分なりの表現を追求しても面白いですね。

 

④アーティストが音楽を表現している表情を狙いましょう

楽器陣でしたら、ソロのときなど。

ボーカルでしたら、最後のサビや、曲の終わりのときなどに

楽曲の意図が表現された表情が出やすいです。

曲によって激しい表情、泣き崩れそうな表情がでてきます。

しっかりと曲調や流れを読んで、写真に残せるといいですね。

 

 

ライブ撮影は、カメラの設定、撮影環境、曲の流れを読むなど難しいことが多いですが、

しっかりとポイントを押さえていけば、臨場感溢れる写真が撮れるようになります。

是非、次のライブでチャレンジしてみてください。

この記事を書いた人

吉川 真吾

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